• HOSHIBA YUMIKO

今週の言葉②「ふれる」ことの哲学


ふれることは、ふれ合うこと。

いわば自己を超えてあふれでて、他者の命にふれ合い、参入する契機。



われわれは、自己のそとにある対象を、

「横に並んでいるもの」として捉える感覚、

「時間的に前後するもの」として捉える感覚、

「内部的に入り込むもの」として捉える感覚、をもっている。

すなわち、視覚と聴覚と触覚である。

ふれることを欠いた知ることは、

​ともすれば単なる知識のための知識に堕する。




坂部 恵

『「ふれる」ことの哲学』(1983年 岩波書店)より

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米国内科学会の医学学術雑誌「アナルズ・オブ・インターナル・メディシン」に、新型コロナの感染リスクを減らすセックスとして、ハーバード大学の研究結果によるガイダンスが載ったそうだ。

マスクして、キスしないでと。

まあ、そりゃ、リスクは減るでしょうね。。。


リモート、ヴァーチャルはもちろん、リアルでも、ソーシャルディスタンス保ったままの、つまり、他者にふれることのない「生活」って、何なんだろう?!

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